2008年07月29日

人々が幸せに暮らす国


 まいどです。相変わらずのコロンビア・カルタヘナで、メジャーリーグを目指していると言うてるくせにめっちゃのんびり練習している子供たちとこれまたのんびり野球やっています。

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 こないだボゴタに行ってから頭も心も体も若干コロンビア化しているみたいで、なんかやっとコロンビアの空気になじんできたような気がします。ここになれてしまうと日本に帰ってからが恐ろしいですが。

 コロンビア人は噂によると世界で3番目に自分たちは幸せやと思っている国民のようですね。世界でも有数の貧富の差の激しい国で、ず〜っとゲリラに苦しめられ治安は悪いまんま、それでも人々は自分たちは幸せやと思って暮らしている。不思議な国です。

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 僕が教えている子供たちの家族や野球のコーチたちは決して裕福ではなく、何軒かお邪魔しましたが家は小さく、自家用車なんて持っていない人たちばかりです。でも家族はみんな仲良くものすごく近い存在で、ご近所さんもみんな友達。

 昼間は子供たちがメジャーリーガーを夢見て野球の練習をし、夜は大人たちが安い酒で飲んで踊って愛を語って、一日が終わっていく。贅沢をしなくても人々は幸せに暮らしていけるんやなと改めて思います。

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 翻って我らが母国Japónの幸せ度は40位よりさらに下らしいです。こんだけモノがあって、いつでもほしいものが手に入って、ゲリラや戦争がなくて、当たり前のことが当り前にできる(たとえば学校に行くこととか)国やのに。

 まあ幸せ度だけで判断するのもどうかと思うけど、日本人もコロンビア人のように些細で当たり前なことを幸せと感じられるようにもう一度ならなあかんな〜と思います。一度贅沢をしてしまうとそれになれてしまいますからね。そして人と比べてさらに贅沢になろうとする。僕もほんまそうです、気をつけなあかん。

 こないだカチョーロス(英語ではカブス)というチームの練習を見に行って、少し早く着いたら11歳の子がもうすでにきていました。その子と何気なく話をしているともっと小さい男の子が両親に連れられてやってきました。

 どうやら野球をするのは初めてのようで、何歳?ってきいたら、8歳と両親が答えました。そしたら11歳の子が『じゃあ、プレパラトリア(7・8歳のカテゴリー)やね、そんで来年からプレインファンティルで、8年後16歳になったらメジャーリーグと契約やね』って。なんかこうやってひとつの夢がまた始まっていくんか〜ってしみじみ思ったな〜。もちろんその陰でいろんな夢が叶わず消えていってるんやろうけど。

 なんかまだまだここでの仕事の自分のポジションがつかめてなくて思うように指導はできてへんねんけど、でも子どもたちは『次はいつ来てくれるの?』とか『毎日練習見にきて』って言うてくれて、教えに来てるのに彼らに救われている日々かな。小さい彼らの大きな夢にふれさせてもらって、実はこれも幸せな日々なんやなと喜びをかみしめる今日この頃です。

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2008年07月22日

コロンビア協力隊最高!!

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 ただいま、日曜日の夜に首都ボゴタから1週間ぶりに帰ってきました。飛行機を降りた瞬間『あっつ〜!!』と3人のカルタヘナ隊員でタラップを降りながら叫びました。ほんま同じ国やとは思えへん。今日も昼間相当暑かった。確実に35度以上、ボゴタとの気温差約20度。そらここの人々ものんびり・へらへらしてますわ。

 ボゴタには半年に一回のJICAの総会で行ってきました。コロンビアでは都市間移動は飛行機のみで国土も広いので普段隊員同士がなかなか会えず、総会で他の隊員に会えるのはほんまに楽しいなと思いました。

 今回は自分にとっては初めての総会やったけど、約20人しかボランティアがいないコロンビアなので、みんな家族のように受け入れてくれてほんまに素敵な仲間にまた出会えたと思いました。

 しかもなぜか関西出身がかなり多くて約半分が関西人、なので会話は大阪弁が中心(?)。コロンビアで出会ったらもう地元が同じだけで兄弟かと思ってしまいます。

 昼間は会議や健康診断ばっかりやけど夜は飲んで、踊って、飲んで、踊って〜。やっぱコロンビア隊員すごい。ほんまみんな上手に踊ってる。自分も教えてもらいながら踊ってみて、ちょっとやっぱり難しいけど、でももっと習ってうまく踊れるようになりたいと思った。毎日朝がたまでディスコテカで踊る日々はさすがに疲れたけど。。。

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 土曜日の休みを利用しての小旅行もみんなで行けて楽しかった。

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 でも、何よりよかったのは他の隊員の活動報告が聞けたこと。みんな職種は違えど同じような悩みを持っていて、でもそれをなんとか乗り越えてきてて、自分が今悩んでることに対するヒントがめちゃくちゃあったように思います。

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 自分の満足のためではなく、コロンビアの子供たちのために野球を通じていろんなことを伝えたいと改めて思いながら、今日練習を指導してきました。

 練習後、子供たちが何気なくかけてくれた言葉、『トモ、毎日練習見に来てよ〜』っていう一言にまた体の疲れが吹き飛び、明日も暑いけど素敵な笑顔のコロンビアの子供たちと野球をしようと思いました。

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2008年07月15日

ミス・ユニバース


 まいどです。明日より隊員総会で首都ボゴタに1週間行きます。

 涼し〜いボゴタに行く前に、暑〜いカルタヘナの海岸でこんがり小麦色に焼いてきました。なかなか上出来です。

 さて今年もミス・ユニバースが決定しましたね。今年の女王はベネズエラ代表の女性でした。日本代表は惜しくもトップ10入りならず、2年連続の優勝とは簡単にいかないですね。

 というか、なんでこんなん日記に書くんという感じなんですが、ここコロンビアはよく美人の国と言われます。今回もコロンビア代表は最後の5人まで残り、あと一歩で優勝というところまできていました。実際カルタヘナはそこまででもありませんが、内陸の都市ボゴタ・カリ・メデジンにはうじゃうじゃ美人がいると言っても過言ではないと思います。

 そして何がしつこいって、毎日確実に新聞でミス・ユニバースの話題がでます。ここ2週間くらい毎日、写真付きでデカデカと。我がホストファミリーとの会話も連日のようにその話題。おかんは『どうだコロンビア代表はきれいだろう?』と毎日言ってくる。おやじは『ベトナム(開催地)との時差は何時間だ?』と決戦の瞬間が待ちきれない様子。

 てか一般市民にとってミス・ユニバースってそんなに大事なん??正直理解不可能。

 たとえば日本では、去年こそ日本人が栄冠に輝いたものの、それ以外の年ならふ〜ん、そうなんや〜、で終わりでしょ??それをコロンビアでは2週間ずっと新聞で掲載する。人々も結果を気にしている。

 自分らほんま呑気で暇なんやな〜っていうのが僕の正直な感想なんやけど、コロンビアの人々にとっては美人の国の威信をかけた戦いなんでしょうね。

 今日の新聞もなんか負けたのにあたかもコロンビア代表が優勝したかのような写真(笑)、そしておかんに『負けたな〜、ベネズエラ人が優勝やってな〜。』って何気なく言うと、『いろんな審査があってポイントで負けたけど顔はコロンビア代表の方がきれいだ。そうだろ??』と真顔で返され、いやはや、ご苦労さん(苦笑)。まあええやないですの。見た目はほどほどに、中身をしっかり磨いていきましょうや。

 毎年11月にここカルタヘナでコロンビア美人NO.1を決めるらしいです。そしてカーニバルもあるし、街が騒がしくなりそう。静かに過ごしたいもんですがまあここはコロンビア、従うしかないですね。

 しょうもない日記を書いてしまったのでボゴタで頭冷やしてきます。では1週間後に。
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2008年07月11日

日本を紹介しよう!!


 先日大学生主催の『各国を紹介しよう』みたいなイベントが旧市街セントロの中でありました。

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 日本チームも協力隊3人で我が国を紹介してきました。

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 何の打ち合わせもしてなかったので全て即興で。

 ・日本のおかしを食べさせてあげる。
 ・名前を漢字で書いてあげる。
 ・折り紙で鶴を折る。
 ・日本の本やお金や扇子などを紹介。

 まあ即興でできるのはそんなもんですね。会場はけっこう盛り上がっていました。

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 まあまあコロンビア人はみなさんご自由で。。。

 何羽かおっておいた鶴はいつの間にかなくなってるし、JICAの本を持って行ってもいいよって言ったら日本語なんて読めへんのに3冊も持って帰るおっちゃんもいるし、試食コーナーをレストランと思いこんでる子供は止めどなく食べてるし。。。

 各国なかなかそれなりに国の色が出ていてスペインはパエリヤを作っていたり、イタリアはおいしそうなパンをしっかりお金を取って売っていたり、ブラジル人は何を紹介するでもなくただ踊っていたり、なかなかおもしろかったです。

 日本チームはやっぱり『真心』と『誠意』で。すべて無料で。心の底から笑顔で対応。

 でもどうも中国と日本の区別がついてない人が多いんよな。

 『ねえねえ、自分の名前を中国語で書いてくれるんだって??私にも中国語で書いて〜。』

 『申し訳ないんですが私たちは日本人でして中国語はわからないので、中国語で名前を書いてほしかったらあちらの中国のブースに行ってください。』

 『あ、違う違う。日本語で書いてほしいの〜。』

 『でもさっき中国語で書いてほしいって言うてた。日本語か中国語かどっちがいいの?』

 『日本語〜!!』

 『じゃあ書いてあげる。』

 みたいなやりとりが何度かありました。どうやらみんな日本を中国の一部と思ってるみいたいなんですよね。もしくは日本・中国・韓国は別々の国やけど同じ言葉を話していると。

 コロンビア人のみなさんお願いしますよ〜。東洋には『ハポン(日本)』という島国がありまして、世界地図の右の端っこの方にひっそりと海に浮かんでいますがひとつの国で中国の一部ではありませんのでよろしくお願いします。

 毎度人気の日本語名前コーナー。

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 日本人にとっての宝のひとつは日本語やなと日本を出て改めて思います。他の言語とは相当違うユニークな言語ですよね。特に読み書き。

 ・常用漢字だけで2000文字ある。この時点でABCを使ってる国の人はあり得ないという。

 ・ひらがな、かたかな、漢字と3種類の文字がありそれを混合で使用する。ABCしかない国の人には理解不能。

 ・漢字の読み方はひとつだけでなくいくつもある。ABCしかない国の人は日本人の脳みその構造を調査したいと思う。

 まあ漢字は中国から入って来たものですがそれを日本語の中に取り込み使ってきた。たしかに子供のころ勉強するのは大変。でも漢字の持つ意味を知ったり、日本語の中にある感性を受け取ったりして、僕らは豊かな心を育んでこれたんやと思う。

 これからも日本語を大事にせなあかんなと感じた今回のイベントでした。あ、日本語じゃなくてどっちかというと大阪弁かな。

 最後にお疲れ様で『乾杯!!』『サルー!!』

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2008年07月07日

まずはゴミ拾いから始めよう!!

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 最近自分の写真がなかったので元気ですよということでこないだ海で撮った写真でものせときます。

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 そして中南米名物ハキリアリ発見!!

 さて野球の話をしましょう。バランキージャへ向かったボリバル県代表の7・8歳の子供たちは準優勝という成績で帰ってきました。優勝したのは開催地のアトランティコ県。

 コーチや親たちは『審判がアトランティコの審判で判定がひどかった。』『相手の親たちはうちの子供たちにプレッシャーをかけるような悪いヤジを飛ばしていた。』『3週間の練習期間じゃ足りない。代表チームの練習をもっと長くするべきだ。』と言うてましたがまあまあそう熱くならずにボチボチいきましょうや。

 たしかに審判はひどかったんやろう。地元に思いっきり贔屓するのも当然のコロンビアやろうし、相手の親たちも7・8歳の子供を相手にヤジを飛ばすのは大人げない。でも相手が汚いことをするからって自分たちもそれを真似していたら野球をやる意味はないと思う。相手が卑怯なことをしてきても自分たちは勝敗を越えて男らしく戦えるように、強い人間であればできるはず。

 だから、こっちの指導はまずゴミ拾いから〜!!

 まいどまいど、どこのグラウンドに行ってもグラウンドの中も周りもゴミだらけ。子どもたちもポイポイほるけどそれ以上にそばの道路を歩く大人たちがグラウンドにポイポイごみを投げ捨てていく。こんなところで野球やってもうまくならんよ〜と前々から思っていたので最近はゴミ袋を持参しています。

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 グラウンドには普通にゴミがある。

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 ベンチにも。

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 そしてスタンドにも。すぐそこにゴミ箱があるのに。 

 練習開始前に、『今から5分間だけゴミ拾いをしよう!!』そしたらたった5分やのにだいぶグラウンドはきれいになる。子どもたちも他の子に負けじと必死にゴミを集めてくれる。

 そして5分後、ゴミの無くなったグラウンドで『ゴミがあるグラウンドとないグラウンド、どっちがいい??ゴミの中で野球やるのと、ゴミが無いきれいなグラウンドで野球やるのどっちが野球うまくなる??』

 子供たちは『ゴミがない方がいい!!』と叫ぶ。

 よし、これでつかみはOK。ゴミのないグラウンドで心おきなく練習をする。練習にも自然と元気が出てくる。

 子供たちには野球を通じていろんなことを学んでほしい。ゴミを拾える人はゴミを捨てない。その分だけ少しずつ街がきれいになっていく。そして人間として成長できる。

 さあ今日はゴミ袋持参でどこのグラウンドに行くかな〜。なんか野球隊員と見せかけた環境教育隊員になってきた??
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2008年07月02日

会長逮捕??大丈夫かこの野球協会??


 最近雨がよく降ります。今日もグラウンドまで行きましたが猛烈な雨が降り出し、結局雨宿りして帰ってきました。道路の排水は最悪でいたるところ冠水。道を渡るのも一苦労です。

 さてどこの国でも毎度おなじみ野球協会ですが、わがボリバル県野球協会は会長のワンマン体制です。そしてワンマンのくせしてなかなか協会に現れません。

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 さらに先日ラジオから流れてきたニュースにびっくりしました。

 今年1月までカルタヘナ市の市長秘書をしていた会長らが在任時に市の土地を20億ペソ(約1億3000万円)で売ったにもかかわらずそのお金がどこかに消えてしまった。貧富の差が激しいここカルタヘナで貧しい人々にこそ市はお金を使うべきなのに何事か、というニュースやったようです。

 え〜、これってやばいんちゃうの〜、逮捕されるのんとちゃうの〜って思うんですが本人はけっこう余裕の表情。こんなことも当たり前のコロンビアなのかもしれません。

 ちなみに今年の1月の市長選挙で現職の市長が負けたため、会長も市長秘書の仕事はおしまいです。秘書だけではなくトップが変わると職員もがらっと変わるらしいです。公務員もおちおち働いてられないですね。なんせ市長が変わったらクビですから。日本とはえらい違いです。

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 少し前に奥田英朗の本で『町長選挙』というものがありました。伊豆諸島の小さな島の町長選挙は町を二分してワイロ合戦。なにしろ町長になった方が町を思うように動かし、負けた側は次の選挙までの4年間ひどい仕打ちを受けるので町民全員が勝ち馬に乗ろうとする。日本ではそんなちょっと笑い話になるような小説の中の話がコロンビアでは実際に今でもある。おそろしい世の中です。

 そして野球協会のおっちゃんはたま〜に現れる会長の前ではめちゃくちゃ機敏に動いて作り笑顔満点で働きますが、普段は怠け者の困ったさんです。

 一応協会のこのおっちゃんが僕の毎日の指導先を決めることになっているんですが、これをなかなか決めません。先週なんて5日のうち、協会が決めたのは1日だけです。それ以外の日はいつも『トモ、明日は休みだ。』です。

 当然のようにキレてます。ふざけんなこの怠けものが〜!!言うて怒鳴ってます。キレても全く響かず変わらないので、どうせ協会が動かないのをよんで直接各チームのコーチと連絡をとって自ら指導に行ってます。

 先日の月曜日の話。だいたい金曜までに次の週の指導スケジュールを出してくれと言ったらわかったって言うてるくせに当然のように出しません。で、月曜日の朝電話する。そしたら『今日の5時に協会に来てくれ』という。要するに今日も指導先はなしということ。まあしゃあないそれくらいは許してやろう。

 で、5時に協会に着く。そしたら会議を終えて出てきたこのおっちゃん、おれの姿を横目でみながらそそくさと外出し1時間も帰ってこない。

 え〜?????ありえないんですけど?????

 あなたが5時に来いというたから5時にきた。そしてあなたは私がいることを横目で確認した。そして逃げるように消えていく。そして1時間も帰ってこない。

 まったくもって意味不明です。人間としてどうなんですか?????

 まわりの協会にいる人々にキレる。『どういうことなんや、あいつが5時に来いというたから5時にきた。そして一言も言わずに去って帰ってこない。全く理解できへん。』

 1時間後に帰ってきたこのおっちゃん、しかし未だにシカト。まわりの人々が気をつかって『トモがずっと待ってて怒ってるぞ』と伝える。それでもシカト。いや〜、まったくもって意味不明。

 しょうがないからききに行く。『わしは明日どないしたらええねん??』そしたら『明日は休みだ』って、もうええ。おれは勝手に教えに行く。

 『わかった。そんなことよりなんで5時に来いと言って5時にきてんのに、一言も言わずに去っていくんや??』

 『だって、会長が来なくてはんこがもらえなくて・・・。』と意味不明ないいわけ。

 58にもなって小学生みたいな言い訳すなよ〜。たのむわ。

 ちなみに今月分の家賃立て替え払いしてるのに協会払う気今のところなしです。理由は会長が来ないから。

 たのむわ〜。そろそろブチギレ間近ですか??それともこれが当たり前ですか??
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2008年06月24日

アミーゴの世界

 
 先日21日土曜日、3週間指導したボリバル県選抜7・8歳の子供たちが無事大会開催地であるバランキージャに向かいました。

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 すくすくと成長した子供たちは最終練習日の前日の練習でなんと8対7(6イニング)でカルタヘナ市選抜9・10歳の子供たちに勝利。大会に行かない僕としてはこうやってカルタヘナで子供たちの成長が見られただけで満足です。

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 今では僕の顔を見た瞬間に子供たち自身が『ヘルメットを投げるな!!バットを投げるな!!』って言うてますからね。かわいいもんです。

 翌、最終練習日は子供や大勢の親やコーチたちの前で話しました。

 『子供たちはたった3週間でものすごく上手になった。きっとバランキージャでもいいプレーができるやろう。でも、ほら見て。今もこうやってここで子供たちは飴の棒を投げ捨てたり、お菓子の袋を投げ捨てたりしている。すぐそこにゴミ箱があるのに。これはコロンビアの文化なのかもしれない。でも僕はこの文化を変えたい。どうしてゴミをゴミ箱に捨てられない人が投げたいところにボールを投げれる?
 そしてまずは大人が変わらなければいけないと思う。親やコーチが道にゴミを捨てていたら子供たちも真似をする。まずは大人が変わらなければ子供は変われない。一緒にこ文化を変えていこう。』と。

 まあ少しずつ、ぼちぼちと変えていきましょう。

 毎日元気いっぱいな子供たち、冗談ばっかり言うてるコーチたち、真剣に日本人の僕の話を聞いてくれる親たち。なんだかんだで貴重な3週間やったなって思う。

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 子供たちはなんか気配を察知したのか『トモはバランキージャに行かないの?一緒に行くよね?』ってみんな聞いてきました、親たちも。『今回は日本側の許可が得られなかったからいかれへんけど次回は絶対行くから』って言うと、『そしたら今回チャンピオンになったらベネズエラに試合に行けるから、その時は一緒にベネズエラに行こう。』とか、コーチの一人ハイロは『チャンピオンになって帰ってきてこのユニフォームをトモにプレゼントするよ。』って、まさにアミーゴの世界コロンビアですね。

 まあ、おれのことなんか気にせず、存分に野球楽しんで暴れてきてください。でもヘルメットとバットは投げないように。

 今日はトンボ作りの木材をこれから探しに行ってきます。では。
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2008年06月19日

『おれはもう学んだんだ!!』



 この3週間毎日ボリバル県の選抜チーム(7・8)歳を見ています。子どもたちはわずか20日弱にもかかわらずすくすくと成長していますね〜。野球も着実にうまくなっているようです。最初はにくたらしくてどうしようもありませんが今ではすっかり愛着がわいてしまいました。もうペットのようにかわいがっています。

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 昨日は大会に向けてカルタヘナ市代表の9・10歳との練習試合でした。どうですかこの体格差。やっぱりこの年頃の2歳の違いは相当大きいです。

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 でも、偉かったですね〜、子供たち。今となればヘルメットやバットを投げる子がほとんどいなくなりました。何も言わなくても並べられるようになってきたくらいです。やっぱりそういうことができてくると野球自体も流れがよくなっていいプレーもでてきますよね。

 もちろんこの2歳のハンデはどでかくそりゃぼこすかいかれますが、それでも2回と3回の守備ではふたつもダブルプレーをとって0点に抑え、空振り三振も取り、打ってもなんとかつないで4点はとったかな。結局6回で12対4くらいやったと思います。上出来です。

 ひとり若いコーチ(と言っても30歳くらい)のエドガーというコーチがいて、彼は練習が始まったころよくてんぱって理解不明な行動をしていました。話しあった30秒後に全く違う練習始めたり。そんな彼が今やしっかり道具を並べたりしています。そんな彼に冗談で『ヘルメット投げないの??』って聞いてみました。そしたら『おれは、もう学んだんだ。道具を投げることはいけないことだ。』って真顔でかえしてきました。10日前までグローブをザブトンにして座っていた彼やのに。

 他のコーチ(40代や50代)も子供たちのそういう部分も見て注意するようになってきました。なんやそんなことくらいって思うかもしれないんですがこういう部分って国の文化なのでなかなか変えていくのが難しいんです。もともとそんなこと考えてもいませんから。実際相手の9歳10歳は好き放題放り投げてます。そっちのコーチも知り合いやったので試合前にマナーの面もきっちり見るようにって言いましたがまったくもってひどかったですね。投げるだけならまだしも、蹴り飛ばしてますから。


 昨日は投手もよく投げた。守備もよく守った。そしてよく打った。技術も確実に成長しているけど、同時に野球を通じていろんなことが学べる環境作りをこれからもしていきたいなと思います。もちろんこのチームだけじゃなくてコロンビア野球全体の。


 野球協会はまあ各国同じですね〜。ガーナを思い出します。

 先週初め、『トモも大会に一緒に行ってもらうから』と言うてきました。それでJICAに報告し必要書類を出すようにと言われました。JICAに所属している協力隊員は住んでいる街を出るだけでも書類を提出して報告しないといけません。ここコロンビアは治安が悪いのでなおさら厳密のような気がします。今回は業務の出張なので野球協会から出張の命令書のようなものを書いてもらう必要があります。

 で、協会にその旨を伝えると、なんだか雲行きがあやしくなってくるんですね〜。彼らはあきらかにめんどくさいんですね、この書類を準備するのが。

 その他の書類も必要なので協会のパソコンでプリントアウトしようとするとプリンターの調子が悪くなる。で、秘書の人にお願いする。彼女もプリンターと格闘。でもできない。で、彼女がぼそっと言った『もういいよ、たぶんトモは遠征に行かないから。』

 でた〜!!!!あきらかにそれ自分がめんどくさいからでしょ〜!!!!と思いつつもこの日は黙って退散。

 翌日、口でいくら言ってもダメなので、紙に質問事項、必要書類等を頑張ってスペイン語で書いて持って行く。そしてこれが必要やからお願いって言おうとすると、『昨日会議をしてトモは行かさないことにした。』って。

 でた〜!!!!これこれ、なんかガーナと一緒。

 『なんで??』ってきくと、『安全上の保証ができひんから。責任が持てへんから』って。でた〜、そんなん最初っからわかってることやん。そしたらなんで最初に連れて行くって言うたん?要するに書類書くのがめんどくさかったり、色々わずらわしいのがいやなんよね。

 この日はプチっときてしまって。55歳2人を相手に『どうせ自分らが書類書きたくないだけやろ??このペレソッソ(怠け者)が!!』って言うてしまいました。

 さらに翌日、『安全上問題があるかどうかはJICAが判断する、何か問題が生じても協会は責任を取らなくていい。(というかそんな保証できる金がもともとあるわけがない)』と言い、彼らの逃げ道をふさぐ。

 さらに翌日、他のコーチたちが協会に集まり、『トモを連れ言ってやってくれよ〜』、『書類1枚くらいさっさとかいてやれよ〜』と、協会にヤジを飛ばしてくれる。うれしかったな〜、これ。そしたら『書類は書く、その代り費用はJICAが持ってくれ。』書類の話をしないうちは協会が払うって言うとったくせにあきらかに嫌がらせ。

 結局その時書くと言った書類も書かず。『もういいわ、おれいかん。実際JICAには通常1週間前に提出せなあかんしな。今回はあきらめて次回何かある時に行くわ。』って言うと。今度は『なんで、そんなこと言うんだ。今すぐ書くから一緒に言ってくれ。』と言いだす。お前らがさっさと書かんからやろ〜。よくもすっとぼけた顔で言えるわ。で、2日たっても書類は書かない。

 もういい。いかん。今回は子供たちの成長をここでみれただけで十分や。大会に行かずにまた別の子供たちを指導する方がいい。今度なんか遠征がある時はおれが書類を書く。だからお前らサインだけしやがれ(笑)。

 まあこういうのはこういう国はどこも一緒ですかね。うまく付き合っていかねば。。。

 さあ、このメンバーで野球できるのもあと2日。今日も練習行ってきます。

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2008年06月14日

許茹芸(バレン・スー)

 みなさんまいどです。日本は梅雨真っ只中ですか??こちらは相も変わらず猛暑が続きます。

 ボリバル県選抜の子供たちは毎日元気に野球やっています。毎日練習を見ていてうれしい変化もあるし、野球協会にいらついて怒ってアフリカに帰ってきた気分になったりと色々ありますがこの件は追ってまたご紹介します。現在進行形ですので。ともかく来週20日に大会は開幕らしいです。

 今日は野球から少し離れて各国の音楽の話でも。

 ご存じのように音楽は世界各国全く違うものですよね。コロンビアではラテンの音楽サルサはもちろんですが、カルタヘナではコロンビア北部発祥のアコーディオンで伴奏する音楽『バジェナート』もよく聴かれます。この音楽がカリブ海とビールとマッチしてしまうわけです。

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 もちろんみんなよく踊ります。日本人の自分はなかなか踊りはついていけないです。やっぱり子供のころから踊っている人とはリズム感が全く違います。

 アフリカ・ガーナの音楽はとにかく明るかったです。キーボードを使ってとにかく明るくテンポがいい。バスでも食堂でも店でもみんな大音量で音楽を流していましたね〜。

 僕がガーナ時代に流行っていた曲、『シャ〜ウィ、シャ〜ウィウォ、ワダワッシャウェィウィ、ワッシェィウォ♪』チュイ語で歌われていてなんやようわかりませんでしたが、ガーナ人に聞くと『愛しい人よ、なんでおれに振り向いてくれないいだ〜??』っていう歌詞らしいです。こんなちょっと切ない歌詞もめっちゃ明るくテンポよく歌って踊ってしまう。さすが西アフリカの音楽です。

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 このガーナのホームスティ先の家族も歌って踊っていました。

 日本の歌はやっぱり『ワビサビ』が基本ですよね。その切なさが日本の現在の音楽の基本のような気がします。以前ガーナ人にきかせたら『これで踊れるのか?』とききかえされました。『日本人は音楽を聴くだけで踊らない。』と答えると、『踊れない音楽のどこが楽しいんだ?』と。

 いやいや、そのね、『わびさび』がええんですよ〜。この切なさがこう、グッとくるんですよ〜。わっからんやろうな〜、自分らには(笑)。

 コロンビア人にも日本人が普段踊らないことをめちゃくちゃびっくりされています。特にここカルタヘナでは。『私たちは踊りません、歌います。カラオケです。』

 それで最近聴いているのがタイトルの許茹芸(バレン・スー)です。最近ふと発見した手帳に挟まっていた紙にこの『許茹芸』という文字が書いてありました。

 なんじゃこれ?と自分の字に疑問を抱きつつインターネットで調べてみると台湾人歌手の名前でした。

 思いだしました。07年8月にスリランカチームの大会で台湾に行った時、帰りのエバー航空の機内で聴いてあまりに素敵な音楽やったのでメモしといたんやったと。

 視聴できるサイトを見つけ、聴いてみました。そうそう飛行機の中で聴いたのは『好聴』という曲でした。やっぱり、めちゃくちゃ良い。他の曲も聴いてみたけど、これまた良い。歌詞はもちろん中国語なのでさっぱりわかりませんが、日本語と違い声調(語尾が上がったり下がったりして意味が変わる)があるのでこれが音楽とマッチしています。

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 台湾では決して上手ではないけど、何点差離されても決してあきらめないスリランカの選手たちに心打たれ。

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 奇跡の勝利に抱き合って喜び。

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 スリランカ人と共にやってきた日本人の僕を台湾人のスタッフたちがみんな親切にしてくれ。夜は屋台に連れて行ってくれたり。

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 スリランカチーム担当やった林(リン)くんは休みの日に大会の開かれていた台中から新幹線に乗って台北まで連れて行ってくれたりほんまに素敵な10日間やった。

 台北空港でスリランカの選手からもらった手紙を読みながらこの『好聴』を聴いたんやった。

 なんか昔きいた歌をききなおすとその時の記憶がよみがえってきますよね。

 さて将来日本に帰ってコロンビアを思い出す曲って何になるんやろうな〜??

 さあ、今日はこれから県選抜のメンバー決めミーティングとペレソッサ(怠け者)な協会と喧嘩じゃなくて話し合いをしてきます。どうなるかな〜。それではまた〜。
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2008年06月10日

ボリバル県選抜チーム


 先週の火曜日からボリバル県選抜チームの子供たちをみています。一応コロンビアで一番野球が盛んな県なので必然的に優勝候補になります。

 とはいえ、年齢は7・8歳。はっきり言うて別の生き物ですね。まったくもってそわそわ、落ち着きはなく。わがまま言い放題、好きなことし放題。野球??一応ユニフォームはきているので野球をしにきているみたいです。

 突然、県選抜の練習を見てくれと言いだす協会も計画性無し(笑)、毎日来るコーチがコロコロ変わるところも計画性無し(笑)、若いコーチたち(といっても30代)はこういう風に練習しようと話し合った30秒後にてんぱって全然違う練習を始める、計画性無し(笑)。

 どうやら聞いてはいましたがコロンビアの人々は計画を立てるのが下手らしいです。まあ計画ばかり立派にたてて実行できない日本人もいますからトントンですかね。

 あまりに子供たちが自由奔放なので、正座で精神統一(?)です。黙って3分座れた子から練習開始です。できる子はできる。できない子は最初はそわそわ、でもだんだんみんなが集中しはじめてできない子もやるようになる。

 紅白戦をしましたが7・8歳にしたらなかなかやります。一応野球になってます。でも相変わらずヘルメットぶん投げ、バットぶん投げ、グローブぶん投げ、ゴミをグラウンドに捨てる。。。教育の問題やな。

 見るに見かねて、親と子どもと他のコーチの前でつたないスペイン語を駆使し思ってることを正直に言いました。

 『みんなはものすごい上手に野球ができてる。打つのも捕るのも投げるのもみんな上手や。ただまだ紳士ではないみたいやな。野球選手は紳士じゃないとあかん。ヘルメットを投げない、バットを投げない、グローブを投げない、ゴミをグラウンドに捨てない。そういうことができて初めて野球ができる。明日も紅白戦をするけど、そういうこともできない子は球場から去ってもらおうと思う。』

 親たちは真剣にそれを聞いてくれました。子どもたちはまだまだ小さいので理解できなくて当然やと思います。それでかまわない。やっぱり大人から変わらないと子供は変われない。コーチがグローブをザブトン代わりにして座ってますからね。先は長い。

 『わかりましたか?』と子供たちに聞いた僕の言葉に対して、親たちが子供たちに『返事をしっかりしなさい。』って言ってくれたのは少なくとも僕の言いたいことは理解してくれたのかなと思えた瞬間でした。

 翌日の紅白戦、前日よりはましになったもののやっぱり癖でポイポイ投げちゃう子供たちもいました。ん〜、ガマンガマン。それでも前日よりは格段に減りました。

 ヘルメットを投げようとした子供たちに対して、親たちがスタンドから一斉に『ヘルメットを投げるな〜!!』って叫んだ時はちょっとうれしかったな〜。ちらかった道具を並べてくれる子供も一人いました。こういう芽を大事にしていかないといけない。

 ただ僕自身もこのままのやり方だけではいけないと思ってます。もっといろんな方法でいろんな角度から伝えていかなければいけない。もちろん野球の上達とともに。

 今日は朝から野球協会会長と話し合いをするため、猛暑の中とろけそうになりながら協会まで行ってきました。

 しかし、現れないのがコロンビアですよね。当然のように現れませんでした。約束の11時を過ぎたころ用事が入って行けなくなったと電話してくるところはガーナとは一味違うところですが(笑)。

 僕がここに配属されてから1か月半近くたったものの会長とはほとんどコミュニケーションがとれていません。なんせ協会に現れない。めちゃくちゃご多忙でいつもつかまらない。

 日本から援助を申請した張本人でありながらほったらかしです(笑)。ぼちぼちJICAにレポートもかかなあかんし、ある程度見えてきたので僕からの要望ややりたいことも伝えたいし、まずそもそも彼らが僕に何を求めているのかも伝えてもらってませんから(笑)。何も考えずに要請した可能性もありですけどね(笑)。おいおい、日本の税金の無駄遣いはいけませんよ。

 今日も午後からは協会の横のグラウンドで練習。昼から現れると言っていた会長は現れるのか。まああまり期待せずに待ちましょう。

 ちなみに会長のサインがもらえないので家賃3万円建て替えたままでまだもらえてません。次の家賃払うまでには会いましょうね、会長〜!!

 今回は写真なしでした。次回は載せます。

posted by 魚 at 02:52| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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