2009年05月01日

任地変更

 みなさん、こんにちは。4月はほとんどブログを書くことができませんでした。5月はがんばります。

 さて、6月からどうやら僕の任地が変わります。行先はコロンビア第3の街カリ市、美人と麻薬とサルサの街でしょうか?人口は約240万人、コロンビア南西部に位置し、熱帯ではありませんが比較的低地で温暖な気候です。

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 実は前々からここカルタヘナの野球協会とはもめていまして・・・、サイン一つするのに3カ月かかる、JICAの活動に理解なし、トップと職員の間に意思疎通なしという状況で活動がなかなか進まないものがありました。おまけに人々は・・・でして。でもここで悪口を書いてもしょうがない。残りの期間をより有意義に過ごすためにまだまだ野球は盛んではないけれどもポテンシャルが高く将来的に希望の持てるカリで指導した方がいいだろうということになりました。

 先週は実際に新たな職場を求め、コロンビア人のつてを頼ってカリ・メデジン・ボゴタの野球を視察に行ってきました。

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 まず訪れたのはカリ。なんと200人の子供たちが僕を待ち受けている・・・、テレビカメラも2台。ただ視察に来ただけなんですけど。それでもカリの人たちの温かい心に触れぜひここで教えたいと思うようになりました。

 メデジンでは山の上に住む最貧層の子供たちが集まるグラウンドへ案内されました。ここでは親が薬中毒になっているなんてざらで、子供たち自身も薬に手を伸ばしているのが現状です。そんな子供たちに少しでも希望をということで毎週2度野球の練習を行っているようです。

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 ここの子供たちは本当に貧しく同じメデジン市内に住みながら、街の中心部まで約50円で行けるのにそれさえできない子供たちが大半でした。大阪市内に住みながら梅田まで出る電車賃がなくて行ったことがないといった感じでしょうか。

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 この地域での指導もおもしろうそうだったんですが、治安が非常に悪くつい先日は少年ギャングの縄張り争いで30人近くが一晩で死亡、さらに僕が訪れた当日にも極右翼ゲリラが現れ3人が死亡、ちょっと活動ができるところではなさそうです。

 最後にボゴタ、ここでも熱烈な歓迎をうけ、ぜひ今日からでもボゴタに住んで指導を始めてほしいと。しかしまだまだチーム数が少ない上に治安に不安を感じる親が平日子供だけを送り迎えなしにグラウンドにやることはむずかしく、平日の練習がほとんど無しという現状を受けて、首都上京時の土日を利用しての指導ということに当分はなりそうです。

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 ボゴタの練習

 可能性として、コロンビア国の野球協会に所属して前半はカリ、後半はボゴタということになる可能性も大いにありますが。

 今回コロンビアの1〜3番目に大きな街のまだまだ盛んではない野球を見て、力は到底カルタヘナに及ばないが一生懸命ボールを追う子供、またその灯りを大切に育てたいと思い指導を続ける現地のコーチに出会うことができとても有意義な時間になりました。

 カルタヘナでの残りの任期を全うし、6月からカリで心機一転頑張りましょう。そうそうカリはサルサの街、踊りも習わねば・・・。
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2009年04月19日

コロンビアで職探し(笑)??


 みなさん御無沙汰しています。ブラジルに10日間行ってきました。広大な自然とともに暮らすエネルギーあふれる人たちの生活に触れることができ元気をもらって帰ってくることができました。

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 イグアスの滝の大迫力と

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 小さな滝に無謀にも突っ込むボートツアー

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 壮大な景色に

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 きれいなビーチ

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 本場のサッカーの熱狂

 でも、帰ってきてなぜか一番心に残っているのは現地であった日系人の人たちかもしれない。

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 イグアスでサンパウロから来たというたくさんの日系人の観光客と話をした。みんな顔は日本人、でも人によっては日本語が片言くらいしか話せない、日本に行ったことがない人もかなりいると思う。彼らは地球の裏側で力強く生きている。

 小さな町で揚げパンを売っている日系人のおじさんにあった。彼は全く日本語を話さなかった。でも、路地裏の人気のないところで売っているにもかかわらず、来るわ来るわ、どこからともなく人が集まりおじさんの揚げパンをほおばる。なんとバイクに2人乗りでわざわざかけつける客も。

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 自分も食べてみた。特別変わった味というわけではない。でもひっきりなしに客は来る。こんな路地裏に。日本人の顔を持ちながら、地球の裏側ブラジルでなんの力みもなく、パンを売りさばく一人の日系ブラジル人のおじさんに感動。

 楽しかった日々はあっという間にすぎコロンビアに帰国。コロンビアに帰ってきてほっとしている自分に驚きつつ、好評やったコパ・デ・トモの第2回を開催しようと思ったら、野球協会から茶々が入る。

 『コパ・デ・トモに前回の会長選挙で反対側に投票したチームは呼ぶな、呼ぶなら協会は手伝わん』とか言い出すし、賞品を出すための経費をJICAに出してもらおうと思って必要な書類を用意してあとサインだけするように言っておいたのに1カ月たってやってない。サインだけすればJICAにお金をだしてくれるのにそれさえしない。意味不明。アディオス。

 なのでコパ・デ・トモは5月まで延期して、コロンビアの他の県で野球の仕事がないか職探しにいくことにしました。他の県で自分をもっと必要としてくれるところがあるならそっちに移籍してもいい。まあここの新会長とも話をしてないので移籍するかどうかは別にして他の県の野球を見に行ってきます。

 日本に帰ったら不況で仕事がなかなか見つけられないかもしれないのでその練習としてコロンビアで職探しでもしてみます。では。

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2009年03月28日

WBC優勝よりうれしかった試合中のできごと

 みなさん、こんにちは。相変わらずのコロンビアから1年ぶりに脱出しブラジル逃亡間近の阪長です。

 さて日本ではさぞかしうるさかったでしょうWBC中継。激闘(?)の延長戦の末、日本の連覇が達成されましたね。まああの日の両チームの調子を見たら10対2くらいで日本が勝っていてもおかしくありませんでしたが、さすがは見せる監督ですね、わざと延長戦に持ち込むとは・・・なかなかやりますね。

 コロンビアでもESPNデポルテというスペイン語版のスポーツ専門チャンネルで生放送されていてコロンビア時間で夜中2時の試合終了まで僕も見ていました。たぶんこの番組は中南米全土に放送されていたのでしょう。

 その放送の中でこんなうれしいリポートがありました。あれは確かまだ試合がどっちに転ぶかわからない展開だった8回頃。投手交代の間に日本のベンチがうつされました。その日本ベンチのすぐそばからリポーターがこんなことを話し始めました。

 『みなさん、これが日本のベンチです。なんてきれいなんでしょう。足元にはゴミ一つ落ちていない、バットやヘルメットもきちんと所定の位置に並べられている。飲み物のコップもきちんと片づけられている。アメリカや中南米のチームのベンチはゴミとひまわりの種で散らかっているのにこの違いは何なのでしょう?そうですこれが彼らの文化なんです。ゴミを足元に捨てない、道具を並べる、それが当たり前に行われている。それが日本をはじめとするアジアの素晴らしい文化であり教育であり規律正しさなのです。グラウンドでバットやヘルメットを投げるアジアの選手がこのWBCでは一人もいません。そしてその規律正しいアジアの2カ国が決勝まで勝ち進んできたのです。』と。

 うれしかったな〜、これ聞いた時もう優勝はどっちでもいいかなって思った。

 アメリカや中南米の野球はそんなアジアでは当たり前のことができないんです。大リーグの中継を見てもベンチはほんまに足の踏み場もないくらいゴミだらけ。ようイチローもこんな汚いベンチでやる気がわいてくるわと思うくらいぞっとする。そしてそのアメリカの影響をもろに受けるコロンビアでもそう。

 日本優勝以降知り合いのコロンビア人みんなにおめでとうと言ってもらいました。そして彼らが口をそろえて言うのは『野球はパワーでも体格でもないことに改めて気付いた。日本のように細くてパワーがなくても2連覇するくらい本当に強くなれるんだな。ようするに誰でも努力すれば勝てるということだ。』『日本のベンチがリポートでうつされていたな。トモがいつもおれたちに言っていることだ。あれが当たり前なんだと気付いたよ。』と。

 そして僕はいつものように何気なくグラウンドを去る時、帽子をとりグラウンドに一礼してから出る。それを見つけたコーチが周りの人に言う。『見たか、今のトモの行動。ちゃんとグラウンドに挨拶して出ていく。グラウンドがなければ野球ができない、だから彼はグラウンドに対して感謝の気持ちをこめて頭を下げるんだ。』

 1年間言い続けてきたこととWBCで日本の野球が放送されたことでみんな少しずつ気づいてきてくれてるのかもしれない。

 4年後、参加国が24チームに増える可能性もあるときいている。そうなればニカラグア、エクアドルらとともにコロンビアも出場する可能性は大いにあると思う。コロンビアのみなさん、次はあなたたちの番ですよ。
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2009年03月21日

運をつかんでこそ優勝できる


 先週金曜日から日曜日までの3日間で、コパ・デ・トモ準々決勝から決勝までの7試合を一気に終えました。

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 これほんまに小学生か?と思えるようなレベルの高い試合もあり、敗退して去って行ったチームから素晴らしい大会に参加させてくれてありがとう、次いつ開催してくれるんだ?なんて声をかけてもらいコロンビアでは珍しくすがすがしく野球ができました。

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 しっかり打てよ〜。。。

 トーナメントを勝ち上がり優勝したのはハビエル・ロメーロというチーム。このチームよく指導に行くチームですが今回、大いに特別ルールを利用しての優勝でした。

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 ハビエル・ロメーロの子供たち

 全4試合のうち通常ルールなら2勝2敗のところ、その1回戦と準決勝の2敗を相手の減点により逆転勝ち、決勝は優勝候補を見事に倒しての優勝でした。でも一番規律を守っていたからこその優勝。特別ルールの価値が大いに発揮されました。

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 優勝監督

 文句も出ました。抽選会に無断欠席したくらいで全試合2点減点は重すぎると。相当文句を言われたけど、何を言っている??約束を守れないあなたがた大人が悪い。その減点2点で逆転負けをしておれに文句を言うくらいなら試合に勝っていたのに指導者が約束を守れないがために敗退してかわいそうな子供たちにあやまりなさい。

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 同点の場合は罰則減点の多いチームが負けというルールで準決勝で敗退したハイロ・カルドッソというチーム。文句を言うコーチ。今更あがいても覆りません。

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 ちゃんとここにルール書いてあるでしょう・・・。それでも自分に都合の悪いことは納得しないコロンビア人。

 大会が進むにつれて道具を投げたりする場面も少なくなり、少しは彼らの体の中にも伝えたかったことがしみわたったやろうか。

 今大会を通じて改めて思った。『コロンビア人の子供たちの野球の能力は相当高い。』と。

 近いうちに違う年代で第2回のコパ・デ・トモを開催しようと日程調整をする日々であります。


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 準優勝のファルコン。優勝すると思ったけどな・・・。


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 大健闘のベスト4入り、カンペストレ。バランスのとれたいいチーム。

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 最後になぜか昼休み中に球場に激突してた車(笑)。意味不明。直線道路やのに。

 
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 これにて第一回コパ・デ・トモ閉幕!!
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2009年03月11日

コパ・デ・トモ 大いに価値あり!!

 みなさん、こんにちは。こないだの土曜日からトモカップ(コパ・デ・トモ)を開催しています。土日で16チーム全てが1回戦を戦いました。

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 この大会を自ら開催しようと思ったのはコロンビアの野球に足りないところをコロンビア人自身に気づいてほしいと思ったからです。

 試合では道具を投げ、審判に文句を言い、試合後は選手とその父兄のマナーの悪さでベンチもスタンドもゴミだらけ。それがいつものコロンビア野球です。

 これが普段↓↓
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 今回はこれに罰則を与えました。道具を投げる・審判に文句を言う、これに対しては減点1点、ごみを捨てて帰るチームには次回大会参加不可、大会の会議・抽選会に無断欠席したチームには全試合2点減点という内容です。

 つたないスペイン語で大会の段取りをし、開幕前日の夕方にやっと試合で使えるベースを確保し終えて土曜日の開幕を迎えました。

 結果は大いに価値あり!!まず普段は試合後ゴミだらけのベンチ・スタンドが本当にきれい!!ゴミ箱を用意しておいたらみんなそこに捨てて帰る。日本では当たり前のことができなかったコロンビア、でもやればできるんやん!!

 これが今回↓↓
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 そして試合は第1試合から白熱した接戦。試合には勝っていたのに減点ルールで強豪チームが敗退していきました。
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 スタンドからはバッターがアウトになる度に『No tires casco(ヘルメットを投げるな)!』という声が響き渡り、指導者は毎回バッターのところまで駆け寄ってヘルメットを受け取る(やりすぎ、笑)。そのおかげで子供たちが道具を投げ減点になることは少なかったが意外と多かったのは指導者がヘルメットを投げチームに減点が与えられること。自ら投げてしまい僕から減点が与えられたコーチはバツの悪そうな顔してベンチで小さくなっていました。

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(子供たちの野球を見守る大人たち。いつもよりおとなしい。)


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 (スタンドにも『ゴミを捨てるな!審判にヤジを飛ばすな!規律とともに野球を見よう!』の看板を貼り付け。)

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 (試合前のミーティング。監督が『絶対ヘルメット投げんなよ!!』)


 何よりもうれしかったのがきれいなベンチ・スタンド・グラウンドで気持ち良く野球をして、みんないい笑顔で帰って行ってくれたこと。
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 そして周りの観客たちに『素晴らしい大会を開いてくれてありがとう。我々コロンビア人に足りないものが何なのか気付かせてもらったよ。』と感謝の気持ちを述べてもらったこと。

 炎天下の中、土日で合計8試合。たった1人で全試合審判をして倒れそうになったけど、それを全力で支えてくれたカルタヘナにいる他の3人の協力隊員にも感謝・感謝。
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 今週金曜日から日曜日まで、3日間で準々決勝・準決勝・決勝と行う予定。これからは強いチーム同士の対戦が多くなる。たくさんのことをお互いに学べる3日間にしたい。体は疲れているが今から週末が待ち遠しい。

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2009年03月01日

まずは大人の教育から

 先週は月曜から土曜日まで全日程ラジオでしゃべってきました。自ら企画する大会の宣伝に。ラジオなんて言うても適当なもんで、知り合いの知り合いのところに行って、これしゃべらして〜って言うて、打ち合わせもなくしゃべって、それええやんけ〜って言われて。なんとも適当。

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 生放送なのにあり得ないことが連発。キャスターは友達から電話がかかってきて放送中やのにその電話に出て『今、おれラジオでしゃべってるからまたかけるわ〜。』そしてマイクに向かって、『友達の○○から電話がかかってきたよ〜。』な〜んて。ありえん。ある日はしゃべってる途中で停電。結局番組中止。ありえん。そして最後にはいつも、『ここはお前の家みたいなもんだからいつでも来てしゃべりたいときはしゃべっていいよ。』って。まあ適当なもんです。それでも聞いてる人はいるもんで、何人にも『今日のラジオ聞いたぜ〜、規律・協調性を重視するいい企画だ。気に入ったよ、その大会。これからカルタヘナの野球がトモのお陰で変わってくるぞ〜。』なんて、うれしい声も聞きました。

 さて、コパ・デ・トモ(トモカップ)、大反響で結局8チームくらいの予定が16チーム参加してくれた。野球協会からの助言、『公平にやるために組み合わせ抽選会をしよう。』ということで金曜日の午後5時半から注意事項・ミーティングも兼ねて組み合わせ抽選会をしました。

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 前日までに全チームに『5時半からの会議にチームから誰でもいいので1人は出席するように。』と伝えた。しかし当日きちんとやってきたのは7チームのみ。こなかったうちの3チームは事前に連絡が来て『チーム全体の会議やらで誰もいけないのでかわりにくじを引いてほしい。』と言われていたのでそのチームはよし。しかし残りの6チームは無断欠席。30分待ってもこないので電話をする。3チーム応答なし。残りの3チームは『忘れてた。』『○○を送ったのについてないのか??(たぶん嘘)』そして『練習中だからいけない。(そんなん前からわかっとるやろうが、コーチじゃなくても誰でもいいから1人こいいうてんのに)』とまあさんざんです。

 今回の大会は子供たちの規律・教育のための野球大会。そのための特別ルールも採用してある。なのに大人(指導者)が約束を果たせない。会議に出席できないことへの連絡さえできない。それで子供の見本となれるのか?子供を指導できるのか?まずは大人が変わらなくてはいけない。

 野球協会と集まったチームからは規律を重んじる大会なんだからそんな約束を守れないやつらは参加させるなという厳しい声が。しかしこれは大人たちに責任があるのであって子供たちには責任がないということを彼らに伝え、全チーム参加の許可はする。

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 しかし無断欠席した6チームには罰則を与えよう。6チームは全試合マイナス3点または2点から試合を開始。それを親・子供・指導者の前で試合前に伝える。『指導者に会議の日程を伝えたものの無断で欠席をした。そういう約束を果たせないチームには申し訳ないが罰則を与える。大人たちのせいで子供たちが迷惑をうける。まずは大人が約束を守ること。それが教育の第一歩だ。』

 今回の大会の意義をものすごく理解してくれている人もいる。それだけでも企画した甲斐がある。マイナス面はあまり気にせず足し算・足し算の思考回路で1週間後の開幕を目指そう。

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2009年02月23日

アミーゴの世界

 『アミーゴ(友達)』もしかしたら多くの日本人が唯一知っているスペイン語かもしれない。コロンビアでは『アミーゴだから』というだけでたくさんの問題が解決し、おせっかい過ぎるくらい助けられることも多い。今回もそんなことを痛感しました。

 ボゴタから帰ってきて1週間、COPA DE TOMO(トモカップ)開催に向け動いてみました。大会は3月の土日を利用して4日間。特別ルールとして道具をベンチの外に出しっぱなし、道具を投げる、審判に文句を言った場合は減点、ベンチにゴミを捨て帰る、親がスタンドにゴミを捨てて帰る場合は次回大会参加不可などを採用することを明記した書類をつたないスペイン語で書き、各チームに案内状を配りまわっている最中です。月曜日にあと数チームまわって完了。今回、対象の年代は11〜12歳です。

 最初全16チームあるカルタヘナ市内の8チームくらいの参加が大会運営上ベストと思い、なんとか8チームくらいは集まってくれへんかなと必死に営業(?)、賞品に日本の野球道具なんかつけたくらいにして。でも保守的で現状に満足し新しいことを望まないカルタヘナ人たちなのでそれでも集まってくれるんやろうかと不安も少しありました。

 しかしその不安は各チームを回り始めてすぐに解消。そうです、ここはアミーゴの世界でした。

 『今回、大会を企画したからぜひ参加してほしいんやけど。』というと、あるコーチは即答で『本当か、トモ??参加してほしい??何言ってんだ。当然じゃないか。おれはお前のアミーゴだぞ。参加するに決まってるじゃないか。他のチームのコーチもみんなお前のアミーゴだからきっと参加してくれるぞ。』と、言ってくれ、また別のコーチは『うちはもちろん参加する、この特別ルール最高だ。カルタヘナにはこれが必要だ。ぜひおれの友達のチームで野球協会には登録されてないチームがあるんだけどそこも参加させてやってくれよ。』などと大好評を得てしまい、今では参加希望チームが増えすぎてどうしようかなと。このままやと4日間すべて4試合を行い、このくそ暑いカルタヘナで全試合審判を務めるという無謀なことにもなりかねない。いやはや、今しばらく様子を見るべし・・・。

 そしてアミーゴの世界はさらに横に広がり、『トモ、そんな素晴らしい大会を企画するならぜひラジオで宣伝しようじゃないか。月曜日の午前中おれのアミーゴが番組を持っているんだ。ぜひそこに出演して今回の大会のこと、特別ルールのことも話してくれよ。』と、あれよあれよとラジオ出演にまで話が飛んでしまいました。あ〜、スペイン語の生放送、2度目の挑戦です。

 約1年近くここで活動してきて、やっぱり月日がたてばみんなもだんだん理解してくれるようになってきたんかな。アミーゴの世界でCOPA DE TOMO。3月7日開幕。

 な〜んて返事だけよくて、実際は当日が来るまで何が起こるかわからないカルタヘナですけどね。それもまたここで生きる楽しみ方ということで。
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2009年02月07日

Copa de Tomo(トモカップ)を開催したい!!

 みなさんこんにちは。2月は風の季節、カリブの強烈な風が吹くカルタヘナです。11月末からもう2ヶ月半一滴も雨が降っていません。干からびそう。

 さてコロンビア全土の野球大会(copa candelaria)は11・12歳の部は我がボリーバル県がなんとかぎりぎりで優勝、僕が指導していた9・10歳の部は強豪アトランティコ県に勝ったもののダークホースのコルドバ県に負け、そのコルドバ・アトランティコに勝ったもう1つのダークホース・スクレ県との優勝決定戦(共に7勝1敗)になりました。体格も技術もパワーも投手力もボリーバル県が上。しかし勝ったのはスクレ県でした。

 たかだかガキんちょたちの野球ですが学ぶものは多かったような気がします。審判団は相当しっかりしたメンバーで判定はかなり公平だったと思います。そして目立ったのがやはり我がボリーバル県のdisciplina(規律・作法)の無さやったなと思っているのは僕だけでしょう。着任したときからここのdisciplinaの欠如はなんとかしたいと思っていましたが、ある意味これがコロンビア全土の、しいては中南米の文化なのなら仕方ないのかもと半ばあきらめかけていた頃でした。しかし野球を始めて間もない首都ボゴタ、弱かったけど最高にかわいかったサンタンデール県の方がはるかにボリーバルよりdisciplinaがある。今大会大健闘のコルドバ県とスクレ県もそう。道具をほったらかしにしたり審判への暴言で一番注意されていたのが我がボリーバル県でした。そら野球の神様も味方してくれへんわなと思っていたのは僕だけで、当のカルタヘナ人は何とも思っていませんが。

 そこでぜひこんな大会を自ら主催してみようかと思っています。その名はトモカップ(Copa de Tomo)です。なんとか日々の巡回指導の中でdisciplinaを伝えようとしているんですがちょっと視点を変えて試合の中でやってみようかなと思います。通常ルールに加え特別ルールを使用、例えば道具を投げたら1点減点とか、審判に野次を飛ばしたら1点減点とか、試合中コーチのおっちゃんがでしゃばって何回もタイムをとって子供に執拗にアドバイスをするので1試合のタイムの数を決めるとか、いろいろ特別ルールの中で勝つだけではなく規律・作法も意識しなければいけない大会にしたいなと思っています。

 これは私の知人で大阪の堺ビッグボーイズという中学生の野球チームで代表をしておられる瀬野竜之介さんが日本でこのような大会を開催されたことにヒントをいただきました。日本ですので試合初めの整列(指導者も含む)がきれいな方に1点、親主導の応援の禁止、ピッチャーはキャッチャーからボールを受け取ったら10秒以内に次の投球をするなどの特別ルールを採用されていたと思います。実際、あるチームの監督が整列に出遅れ相手に1点が与えられ、そのままその試合が1対0で終わった試合があったとか。これを少しコロンビアバージョンというかカルタヘナバージョンにしてやってみたいなと思っています。ただではやってこないので景品に道具をつけたくらいにして。

 なんとか計画・景品の準備・参加チームの募集・その他段取りをして4月までには開催したいなと思っています。今日久しぶりに野球協会に行ったら職員のおっちゃんたちが暇そ〜にしていたのでこの話してみました。

 今日はなんかご機嫌なおっちゃんたち、『いいじゃないかトモ〜、いいアイデアだ。でもお金はどうする??審判呼ぶにも金がいるぞ?』
僕、『いや大丈夫、審判はおれがする。もし他のコロンビアにいる日本人も手伝ってもらえそうなら記録つけとか手伝ってもらってやってみる。心配なのはグラウンドの確保と準備だ。』
計画を立てるときだけいつもやけに調子いいおっちゃんたち、『グラウンドは大丈夫だ、べースもラインも問題ない。この近くの2つのグラウンドはいつでも使っていい。おれたちも手伝うぞ、トモ。無料で手伝うぞ、日本の帽子かTシャツくれるならね、ハッハッハッ。(この辺がまじカルタヘナ人の発言)』
僕、『OK、そしたら近いうちにルールと日程と景品を考えて、書類用意するわ。そしてそれを各チームに持って行って参加チームを募ってみる。』
おっちゃんたち、『景品があったらみん参加するぜ〜、ハッハッハッ〜。』

 よ〜し、ちょっとやってみよう!!コロンビアはリーグ戦ばかりなのであえてトーナメントで、できればまずは8チームくらい、対象は11・12歳のカテゴリーから初めて様子を見ながら第2回、または違うカテゴリーでの大会なんかを開いてみたいなと思います。どうしよう20チームとか応募してきたら・・・、そんなん1人で審判できひんわ。まあその時はその時考えよう、カルタヘナ人のように行き当たりばったりで。

 今回の大会で弱かったけどそんな大会を開いてみようと思わせてくれたボゴタとサンタンデールの子供たちに感謝・感謝。ありがとう。サンタンデールの子供たちはめっちゃ人懐っこくてすぐに仲良くなり、大会中何度も話して子供たちから熱烈ラブコール??『おれたちまだ野球初めて1年も経ってないんだけど、絶対おれたちにも野球を教えに来て。』『いつ来るの?いつ来るの?』って。最終日には『今日おれたちと一緒にバスでサンタンデールに帰ってくれるんでしょう??』って。かわいかったな〜。そしてコーチもすごい熱くていい人たちやった。やっぱコロンビアの内陸の人かしこいし(笑)。行きたいけど、まずはここでもう少し頑張るかな。そのあとに行けたら行こう。彼らの無邪気な笑顔にこたえるためにもまずはここで。

 では、明日から半年に1度の隊員総会で首都ボゴタに上がってきます。飛行機でひとっ飛び、ボゴタは寒いぞ〜。
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2009年01月25日

全コロンビア野球大会開幕

 コロンビア全土の県が集まって開催される野球大会が今日カルタヘナで開幕しました。9・10歳のカテゴリーと11・12歳のカテゴリーで試合が行われます。一応先週から毎日ボリバル県代表の子供たち(9・10歳)を指導というか一緒に戯れてきたので、今日からの試合で子供たちがどんなプレーをしてくれるか楽しみです。

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 ボリバル県の子供たちは中でも一番元気。
 こんな子供たちが初め練習に行った時40人いました。そこからその日のうちに22人にするということでしたが、その中にマラガナというユニフォームを着た子が。マラガナはカルタヘナからバスで2時間以上かかる小さな村です。そんなところから朝8時開始の練習に来ている・・・。やるな〜こいつ〜。それで聞いてみました。『今日何時に起きた?』そしたら『4時に起きたよ。』と当然のように答える彼。選ばれてほしいなと思いましたが、彼はメンバーに入っていませんでした。まあカルタヘナでは当たり前のように田舎の子は代表に選ばれない。だって代表のコーチたちはそれぞれカルタヘナ市内のチームを見ていて自分のチームの子供を入れたがるし、協会もそれでよしとする。この辺のせめぎあいはあからさま過ぎて笑えます。田舎の子の方がハングリーで上手い子多いんやけどね。

 その4日後くらい、練習に行くとグラウンドの前で泣いている子が2人いました。登録を20人にしなければいけなかったらしくこの日突然この2人が除外されたらしい。22人の中に入れたからもう大丈夫と思ってホッとしていたのでショックが大きかったんやろうな。彼らはまだ9歳なので『来年もあるから、大丈夫やで。』って励ましましたが、いただけないのが最終メンバーにめっちゃ下手くそで体の小さい子が入っていること。この日にはぶかれた2人の方がはるかに上手やのに・・・。なぜかって・・・、当然コネですよ、コネ。この小さくて下手くそな子、協会の秘書の孫やから。そしてコーチたちは協会に何も言えない。言ったら自分たちが削除されるから・・・(笑)。このあからさまさ、さすがコロンビア。子供の世界まで汚職です。公平に見ないと子供の教育上よくないと協会に言うたけど聞く耳なし。

 そうこうしていると、今度はコーチ同士の戦いが・・・、4人いるコーチの中で1人が嫌われていて、その人が練習休んだ時にみんなして野球協会会長あてに練習を無断で休んだから彼を削除してほしいと要望書を真剣に書く他の3人のコーチ。そしてほんまに削除されてしまったそのコーチ。いや〜、生きることは大変や。

 さて大会に戻って今回の大会、コロンビア全土といっても野球が行われているのはカリブ海沿いが中心で、参加県は全32県のうち9県。カリブに近い県が7県、内陸が2県です。

 まずは開会式の先頭を行くのはなぜか消防車(日本のおふる)サイレンを鳴らして子供たちをひっぱります。意味不明。

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 そして各県のユニフォームがけっこうおもしろい。ベスト3はこちら。

 第3位 バジェ・デ・カウカ県のこれ、

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 コロンビア第3の街で美人の宝庫と呼ばれるカリからの参加で内陸です。何がおもしろいかってこのユニフォームの『VALLE』(バジェ)、日本語にすると『谷』です。そんなユニフォームありかいな。

 続きまして、
 第2位 サンタンデール県のこれ、

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 どうやら彼らは遠足に来たようです。

 そして第一位はニカラグア近辺に離れ小島のようにあるカリブ海に浮かぶ小さな島2つからなるサンアンドレス県のこれ、

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 『ISLA』(イスラ)、日本語にすると『島』です。そりゃ、島から来たんやろうけどそこまでアピールせんでも・・・。『VALLE』は県名に入っているけど『ISLA』は県名に入ってないからね〜。そしてなぜかサンアンドレスはいつもコーチが女性。島では女の方が強いらしい(想像)。

 今大会は総当たりリーグ戦、各チーム9日間で8試合という強行スケジュールで行われるらしいです。まあこっちの人たちはそれが普通と思っているけど。

 見どころ。

 1つ目はここボリバル県対おとなりアトランティコ県の優勝争い。おそらくこの2県の争いになると思います。対戦は最終日。

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 強豪アトランティコ県(県庁所在地はコロンビア第4の都市人口120万人のバランキージャ市。コロンビア最大のカーニバルが2月に行われることで有名。現在メジャーリーグで活躍するレンテリーアの出身地。歌手のシャキーラの出身地でもある。)

 2つ目はボリバル県の審判がボリバル県にどこまで有利な判定をするか。どこまであからさまな判定をしでかすかがポイント。おそらく審判はみんなボリバル県の審判。ボブ・デービットソンばりの判定に期待。

 3つ目はそのあからさまな判定でほかの県(特にアトランティコ県)がどこまで怒るか。前回練習試合にやって来たベネズエラのチームは不利な判定にコーチがキレて審判を怒鳴りつけ退場になっていました。子供の試合でもこれくらい当然のコロンビアです。

 まあおそらくは地元有利の判定も響いてわがボリバル県が優勝。他の県は判定のせいで負けたと言って帰路に就くのが基本パターンですね。今回も間違いないと思います。まあそんな感じの超内弁慶コロンビア野球の今日この頃です。

 その他の参加チーム。

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 陸の孤島、グアヒラ県。コロンビアの最北東部。ベネズエラまですぐそこ。

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 ボリバルのお隣スクレ県。割かし野球が盛ん。ダークホース。

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 さらにそのお隣コルドバ県。こちらもダークホース。

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 内陸より、首都のボゴタ。やっぱり肌の色が白い子が多くてナヨナヨしているように見える。

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 そして地元カルタヘナのボリバル県。

 ただでさえ暑いカルタヘナが観客とコーチの審判に対するヤジでさらに暑くなる。
posted by 魚 at 02:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月19日

丑年だけに『闘牛』


 みなさん、こんにちは。とっくにお正月も過ぎ去りましたが今年もよろしくお願いします。

 来週末から始まる『コパ・カンデラリア』というコロンビア全土の野球大会に向けボリバル県代表の子供たちに野球指導というか彼らと戯れている日々です。最近の子供たちの流行りは『Tomohito saca la narga!!』サカナガをもじってサカラナルガ。日本語にすると『そのお尻をとっちゃえ!』です。そんなしょうもないことで何日も笑い続けられる彼らがある意味うらやましい。ギンギラギンの太陽のもと平日も土日も毎日練習しています。

 さて今年は丑年だけにお正月を過ごしたマニサレスという街のお祭り期間中に行われていた闘牛を見に行ってきました。闘牛はマタドールと呼ばれる人が剣で牛を殺すのをみるものなので、行くまでは動物を見下した野蛮なものではないのかと半信半疑で闘牛場に向かいました。

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 この日は全8日ある日程のうちの4日目、盛り上がりもまずまず。チケットは当日闘牛場にて購入。購入したのは細かく分けられている料金設定の中で2番目に安いチケット。39,000ペソ(約1,800円)。これコロンビアでは相当なお金です。一番高い席は余裕で10,000円を突破。闘牛はお金持ちのためのものなのでしょうか。

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 服装は帽子とポンチョで決めて。これに革の水筒を持てば完璧です。

 午後3時半に開始。元気な牛が一頭場内に飛び出してきました。

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 まずはピンク色のマントに突進していく牛。だんだん牛が興奮してきます。

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 間もなくして馬に乗ったピカドールがあらわれ槍(やり)を牛の背中にグサリ。牛は血を流し怒り狂い馬に角をぶつけます。その後バンデリレロと呼ばれる人たちが6本の銛(もり)を2本ずつ3度背中に指します。

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 牛は背中から首まで血だらけになりさらに怒り狂います。ここからがマタドール(闘牛士)の見せ場。

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 赤いマントで牛をあやつり、スタンドからは観客の『オーレッ!!』という歓声が響き渡り、そして観客の興奮が頂点に達すると『マタロッ!!(そいつを殺せ)』という声が響き渡ります。マタドールは向かってくる牛の首から心臓にかけて剣をぐさり。うまくささった時は10秒ほどで牛がばったりと地面にたおれました。

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 大きな拍手と着ているポンチョを振り回してマタドールと死んで運ばれていく牛に大歓声を送る観客。この日は3人のマタドール(コロンビア人2人・スペイン人1人)が2度ずつ合計6頭の牛を殺しました。合計3時間。

 見に行くまでは最後まで見ていられるかどうかと思っていた。でも3時間はあっという間に立ち、見終わったとき牛が殺される寂しさ悲しさよりも、剣一つで大きな牛に向かっていく人間と剣を持った人間に向かっていく牛の命と命の戦いに触れることができ、逆に心に熱いものが残ったような気がしました。この時代なかなか命と命の戦いは見ることができない。スポーツであっても超有名歌手のコンサートであってもそれは命の戦いではない場合がほとんど。最近では医療も発達して命を落とすことはだいぶ少なくなったようですが、今までに360人以上の闘牛士が命を落としているみたいです。

 そういう文化のない日本では『牛がかわいそう』『観客みんなして牛を殺せという雰囲気が無理』『牛の立場になって考えると見ていられない』という人も多いでしょう。日本人に限らずに『闘牛をやめろ』という声は世界中でもあり、ポルトガルやスペインのバルセロナでは観客の前で牛を殺すことはしなくなったそうです。でもそれはおかしくない??抗議している人も大半は牛を食べているだろうし・・・。

 僕は牛の立場になって考えてみたら、誰も見ていない工場で機械的に殺されて牛肉になるより、30分間どんなに痛く苦しくてもマタドールと勇敢に戦い、死んで拍手で送られる牛の方がよっぽど幸せではないか??実際に見てみてそう思った。

 それでも中南米の多くの国ではすでに闘牛が廃れてしまったり、国が禁止令を出したり、細々とやっている国も多いみたい。さかんにやっているのはスペイン・メキシコ・コロンビア・ベネズエラくらいらしい。もしこれらの国に足を運ぶ機会があるならぜひ一度は見てほしいなと、闘牛に熱くなった丑年の1月初めでした。

 では本業の野球。がんばりますか。コロンビア野球・・・命の戦いには程遠いけど・・・。
posted by 魚 at 04:58| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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