2010年03月11日

第4回(最終)Copa de Tomo開催

 炎天下のカリで最後のコパを開催しました。盛り上がった決勝戦、最終回の裏4対3。2アウト2・3塁、ヒット1本で逆転サヨナラの場面・・・、しかしカウントは2ストライク。球審をしていた僕はこの時間が終わってほしくないとマスクの下で涙を流しながら最後の投球を待ち構えていました。

 6チームが参加を表明した最後のコパ。なのに田舎のチームは頼んでいたバスを前日にバレーに取られて行けなくなった、メンバー表に入っている選手が9人そろわないチームがあるなど、相変わらずのコロンビアでグダグダの展開。それでも最後は盛り上がるのがコロンビア。決勝はマリネーロス対トロネグロ。

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 試合は予想に反し、マリネーロスがじりじり点差を広げる。実力はトロネグロが上だがチームとしてはマリネーロスが機能している。1点ずつ着実に得点し4対0とリードを広げたマリネーロス。5回、日本にも行ったマルロン・ペレアが反撃の口火を切りレフト戦に痛烈なタイムリー3塁打。しかしペレアの足は緩い相手投手の球に対応するために打席の前の方に立っていたが、踏み出した足が完全に打席から出ておりアウトの判定。得点は無効に。それでも6回タイムリーなどで3点を返したトロネグロは4対3とし最終回の攻撃を迎える。

 マリネーロスとトロネグロは僕とつながりの深い2チームだ。最初にカリに見学に訪れた時、窓口になってくれたのがマリネーロスの人たちだった。親切に対応してくれ教えに来てほしいと熱心にカリに誘ってくれた。彼らの熱烈な誘いのお陰でカリに来ることを決心できた。しかし、マリネーロスと野球協会は反目しあう関係でカリに来たあとは野球協会に籍を置かなくてはいけなかったので、彼らになかなか協力することができず申し訳ない気持ちでいっぱいだ。マリネーロスからは2人が日本遠征に行った。

 対するトロネグロは才能豊かな選手が多く県選抜に選ばれている選手が多いため、選手との関係が非常に深いチームだった。日本遠征メンバーには4人が選ばれた。だが個性が強すぎてチームとしてはめちゃくちゃ。いかにも南米のチームだ。

 最終回、グラウンドを見渡すと一緒に野球をしてきた子供たちが真剣な顔で白球を追っている。スタンドを見るといつも明るく接してくれた親たちがこちらもいつも通りハイテンションで声援を送っている。ふとカルタヘナの日々もよみがえり、コロンビアでの2年間が走馬灯のように流れる。まだまだこいつらと一緒に野球がしたい。でも試合はすでに最終回の裏、1点差、2アウト2・3塁、カウントは2ストライク。ストライクがきても、ヒットを打っても試合が終わってしまう。

 マリネーロスの投手が渾身のストレートを外角低めいっぱいに投げ込む。バッターは手が出ない。まだまだ試合を続けたいという僕の思いとは逆に、僕の右手は高く上がり『ストライク、バッターアウト!!』と叫んでいた。

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 マリネーロス、トロネグロ。最後の最後に素晴らしい試合をありがとう。4回のCOPAで38チームが参加してくれた大会の最後にふさわしい試合でした。参加してくれた各チーム、そして大会をサポートしてくれたコロンビアの人々、さらに今週はボゴタから自腹で飛行機に乗って応援に来てくれた2人の日本人にも心から感謝しています。

 いよいよ明日は最後の練習。いつも通り快晴の下、元気に野球ができればいいな。まだまだ一緒に野球したいけど、まだまだもっといっぱい一緒に笑って過ごしたいけど、どうやら2年間というのはあっという間に過ぎて行ってしまったみたいです。


posted by 魚 at 15:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
○ちゃん、久しぶり!
気が付いたら赴任も2年目、いやもう帰国なんだね!
長い間ブログ見れてなく済みません、なんかザット見させてもらいましたが随分進化してますね!TOMOカップが集大成ですかね、○ちゃんが去った後も伝統の大会となればいいですね!
日本orバンコクまた逢いましょう!
では
青山
Posted by 青山 at 2010年03月17日 20:58
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