2009年12月04日

日本遠征実現

 
 みなさん、こんにちは。日本遠征から無事帰国しました。それもこれもみなさんのご協力があったからこそです。本当にありがとうございました。

 子供たちは日本でたくさんのことを学び、体で感じ、そして日本が大好きになったようです。それが証拠に大半の子供が『コロンビアに帰らずに日本に住んで、ここで野球がしたい。』というようになりました。そんな素敵な日本遠征になったことを非常にうれしく思いますし、みなさんのご協力に感謝の一言です。

 少し長くなりますが1日ずつ写真とともに紹介していきたいと思います。

 11月16日(月・祝)

 軽い練習を済ませて、壮行会が開かれる。なぜかJICAと野球連盟の合同垂れ幕を親たちが作って自慢げに『これいいだろう?』と100回くらい聞かれる。

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 ユニフォームがとっくに届いているはずだったのに、出来上がったなく、夕方取りに行くができてなく、明日出発当日の朝受け取ることになる。


 11月17日(火)

 出発2時間前、カリ空港集合。コーチと一人の親がユニフォームを取りに行くが一部出来上がってないらしくボゴタに空輸するらしい。ほんまコロンビアの会社って・・・。コーチと親が遅刻したため、かなりぎりぎりのチェックイン。しかもアビアンカ航空がまたちんたらして何回もサイン書かせたり、また親が子供を勝手にあっちこっち連れて行ったり収拾つかず。親おらん方がほんまいいわ。

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 記念写真もそこそこに出発。何人かの親は涙・涙・・・。たった2週間なんですけど・・・。さすがコロンビア人家族愛強すぎ。そして僕もおかんたちから猛烈ベシート(ホッペにキス・中南米の挨拶)攻めにあう。なんとか待合室へ。

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 いざ首都ボゴタへ。

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 ボゴタでは国際協力庁と外務省へ表敬訪問。『あなたたちはコロンビアの代表として行くんだからコロンビア大使のような気持でいってらっしゃい。』と激励を受ける。また外務省はさすがは国の外の顔。建物もきれいで中も見学させてもらう。何人かはカメラを持ってきててこの時点ですでにメモリー半分以上。あんた日本でとらなあかんやろうに。きれいな赤じゅうたんの上に座ったりさんざんです。

 夜ボゴタの空港に戻り、エアカナダでチェックイン。いよいよ日本に向けて出発です。

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 11月18日(水)

 朝7時カナダ・トロント着。乗継5時間。まだまだ写真撮る、地べたに寝る、行儀が悪い、日本では許されないからと日本行きの飛行機に乗る前に注意する。

 正午12時定刻通りエアカナダにて東京に向け出発。フライトは14時間。さすがに長い・・・。そしてこいつらコーラ飲みすぎ。半分を過ぎたあたりでスチュワーデスもびっくりのコーラ切れ。カナダ人スチュワーデスはコーラを注文するうちの選手に『BAD BOY』と思いっきり言うてました。まあ子供らどうせ英語さっぱりわからんからええけど、客に対してよう言うわ。言われる方も言われる方ですが。

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 お箸の練習中


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 11月19日(木)

 日付変更線をまたぎ、午後3時頃定刻通り成田着。

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さすがに14時間のフライトに疲れた。でも子供らは元気。荷物を受け取りターミナル変更。伊丹空港行チェックイン。

 待合室で相撲を見る。見ているのは外国人と日本人の年配の方のみ。大丈夫か日本の国技は??

 夜8時伊丹空港着。出迎えに元隊員や知人もきてくださった。

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 しかしさすがの長旅にコロンビア人もぐったり、口数が少ない。それとも初めての日本に緊張?しかし子供たちはETCにびっくり口々に『あれはどういうことだ、お金は払わなくていいのか??』そして大阪の町並み、ビル街にびっくり。僕も『あ〜、クラクションのならない静かな道、久しぶりの日本や〜。』

 渋滞もなく9時半前に交野市役所着、コロンビア人を各家庭に引き渡し。疲れ気味、緊張気味のコロンビアの子供たちとは対照的に日本の受け入れ家庭はわくわくどきどき楽しそう。

 夜我が家に2軒ほど電話があったが時差ボケか眠たいのに眠れない・・・。


 11月20日(金)

 朝9時交野市役所集合。意外とみんなかなり元気そう。受け入れ家庭とも仲良くしている模様。何人か野球道具やユニフォーム忘れてくる。受け入れ家庭が取りに帰ってくれる。すんません早速迷惑かけて。市長に表敬訪問。

 その後スペイン語が話せる交野在住者2人にも付き合ってもらい、とりあえず道頓堀へ。心斎橋筋を歩いていると前からラテンっぽい人が、するとなんとコロンビアから旅行に来てておなじカリ市出身、初日から地球の裏側でなんたる奇跡か!!

 とりあえず定番の写真と、たこ焼き。なかなかタコには苦戦しておりました。

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 難波にてボーイズリーグの事務所表敬訪問。堺ビッグボーイズ代表・プロスペクト株式会社社長、瀬野竜之介氏からカタカナで名前の入ったオンヨネ社製ベースボールシャツと、ジャンバーが贈呈される。

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 またボーイズリーグからバットやリストバンドなど大量に。子供らは取り合い。

 電車で京セラドームへ。駅から出ると巨大なドームが現れ、みんなびっくり。中に入っても試合そっちのけで30分はドームの写真。

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 1試合目終了しましたよ(笑)。

 2試合目の前にシートノック。さすがに日本の社会人ほとんどエラーしない。強がって『エラー1つした、2つした。』って言っているくせに、実は社会人野球をプロ野球と勘違いしてしまうほどレベルが高いのは認めている。で、集中して2試合目を見始める。そうそう勉強していってください。

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 試合観戦は集中してみていてよかったけど、高いお金を出して買った弁当をほとんど残していた。それで僕に怒られる。『寄付してくれた人の気持ちを考えなさい。食文化が違うからおいしくないと感じるかもしれない。でもあんたらはたくさんの日本人の寄付のお陰でこれてそのお金でご飯も食べれるんやで。明日から全部食べないなら食事は与えない。』1日目で気づいたことが不幸中の幸い。

 その後城東工科高校にて練習に参加させてもらう。初めての日本の練習に緊張気味。でも子供たち通しはすぐに打ち解ける。言葉もわからんが見よう見まねで練習に参加。アップ、キャッチボール、ノック、Tバッティング。コロンビアではグラウンド内をちんたら歩くくせに日本人につられてみんな駆け足移動。そして道具もきっちり並び、初めてのグラウンド整備。やっぱ環境って大きい。日本人のきびきびした練習に参加させてもらい大満足のコロンビアの子供たち。練習後もお菓子とジュースを出してもらい。各自にボールとTシャツのプレゼント。Tシャツの裏には『勇気・素直』の2文字が。これコロンビア人に最も必要な言葉です。城東工科のみなさん本当にありがとうございました。

 
 11月21日(土)
 
 朝交野より、電車で河内長野へ。カベッサ遅刻。ペレア電車のホームにユニフォームと野球道具を置き忘れ。朝からコロンビア炸裂です。特にペレアは前日堺ビッグボーイズの代表瀬野氏に『明日はホームラン4本打つからな!』と宣言していたくせにこのザマ。

 堺ビッグボーイズに練習参加。バッティング練習は本数決まっているのにひたすら打ち続ける。相変わらず自分勝手。昼からは守備練習も。だいぶ寒いけど、日本人たちのきびきびした行動につられて、コロンビア人もハッスル。やっぱ環境って大事。

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 石ころ一つなくきれいなグラウンドにもびっくり。そしてそれを選手たちが自分たちできれいに整備しているということにびっくりのコロンビア人。みんなこの時点で、どっぷり日本の野球に惚れ始める・・・。

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 その後予定にはなかったが翌日雨の予報も出ているので試合を少ししてもらうことに。相手は準レギュラーくらいのチーム。しかし全く歯が立たず11−0で負ける。

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 その後河内長野の宿泊施設でBBQをしてもらう。日本の少年たちも一緒に食事、宿泊も。コロンビアの肉とは違い、日本の柔らかいお肉にびっくり。みんなおいしいおいしいと、たくさん食べる。

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 その後宿泊施設のお風呂が壊れていたため、スーパー銭湯へ。コロンビアはシャワーしか浴びず、しかも共同のお風呂もないので人前で裸になることは非常に恥ずかしい。ほとんどの子供が拒否。コーチもひきつった顔で拒否。しかし全員とりあえず連れて行く。

 結局2人だけ入らずに、8人の子供とコーチはひきつった顔のまま入る。そしたらみんな初めてのお風呂に大満足。みんな最高に露天風呂が気持ちいいらしい。ほらみたことか日本の風呂は世界一じゃ。みんな大満足でお風呂を出る。しかしバスタオルを水につけてしまったため、乾かすタオルがない。そしてドライヤーで体を乾かすコロンビア人、なんでもありですね。

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 夜は日本の子供たちはなかなか寝ないけど、コロンビアの子供たちはバタンキュー。


 11月22日(日)

 朝5時起床。今日は朝から堺ビッグボーイズの試合の応援に。まず2時間前にグラウンドに到着してアップを始めることにびっくり。なんせコロンビアは10分前に来ますから。そして審査。日本の大会は約2カ月前にメンバー表を提出、冊子もしっかり作り、当日は審査を行い本人確認。大会を2日前に企画するコロンビアとは大違い。こういう開催力・準備力というのは日本が世界一かもしれない。行き当たりばったりのコロンビアとは大違い。みんなこの審査に口がアングリ。コロンビア野球の連盟よ、見習いなさいこの大会企画を。

 相手はなかなかの強豪チーム。そこで瀬野代表、コロンビア人を集めて『今日の相手は非常に強い。どうしてもコロンビアのみんなの応援が必要や。日本ではベンチに入れない子が応援する。今日はみんなの力を貸してほしい。お願いする。』と。コロンビアではベンチに入れない子は応援どころかまず家に帰ってしまう。親が連れて帰る。ベンチにいる子だって『おれの方がうまいんだからおれを出せ。』と言う。そんな子供たちに応援しろと言っても聞かないだろう。ここはひとつ『力を貸してほしいとお願いしてみよう。』と。まさに調子に乗りやすいコロンビア人。『ようし、任しとけ!!』と、ついつい簡単に乗せられてしまいました。

 試合は序盤相手チームが長打で1塁から一気にホームを狙ったランナーを、堺ビッグボーイズの見事な連係プレイによりホームでアウトにする。これにはコロンビア人目が飛び出すほどびっくり。

 そしてコロンビア人も応援で本領発揮。スペイン語で歌う、吠える、口笛を鳴らす。相手チームはビックリ。強豪相手も確実に得点を重ね、堅実に守った堺ビッグボーイズは余裕のコールド勝ち。コロンビア人は『おれたちのお陰で勝ったんだ。ご褒美はなんだ?もう一回銭湯か??』お前ら昨日あんだけお風呂ビビってたくせに(笑)。

 昼からは河内長野で試合をさせてもらう。『お前ら知ってるか?相手チームはもうお前らと試合したくないらしいぞ。どうせ弱いから相手にならなくて試合しても意味ないからって。』そういうと『昨日のおれたちは駄目だったんだ、集中できてなかった、今日は大丈夫だから試合さしてほしい。』と。よしわかったそれならお前ら直接お願いに行ってこい。それぐらい責任もって野球をやれ。

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 相手は午前中の試合で主力が出ていたので控えのメンバーを中心に。小雨がパラパラと降り寒かったが試合は白熱したいい試合に。お互いいいプレーが何回も出る。延長戦かと思われた0対0の最終回の裏、コロンビアチーム1死1・3塁からペレアがクリーンヒットでサヨナラ勝ち。いい試合でした。

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 試合後は恐怖の坂道ダッシュ。日本人はつらい練習も黙々とこなすんです。そんな地道な練習もコロンビア人に伝えたい・・・。みんな吐きそうな顔して走ってる。

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 最後に選手や父兄、指導者のみなさんにお礼とコロンビアから記念の国旗のガラした腕輪をプレゼント。本当にありがとうございました。

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 11月24日(月・祝)

 朝から岡山へ向けて出発。車2台に分乗。途中サービスエリアで食事。チーム1小柄なギサードに、チームメイトが爪楊枝2本を渡して『お前の箸、ここにあるぞ。』と。日本でこんなことしたらいじめやと訴えられそうやけどコロンビア人は余裕。その爪楊枝箸を使って食べようとして見せおどけてみせるギサード、かわいすぎる。

 岡山では心導流空手宇城憲治師範による指導を受ける。コロンビアの子供たちがどのくらい理解できるのかと心配していたが、宇城師範の指導に言葉の壁は全く関係なく、体で彼らはたくさんのことを学んだ。そしてこの頃から子供たちが口々に言いだす。『おれは、コロンビアに帰らない、日本に残って野球をしたい。家族も彼女も大切だけど自分の将来のためにここで暮らして野球をして、プロ野球選手・メジャーリーガーを目指すんだ。』みんなコロンビアで野球をするより日本で野球をした方が絶対うまくなると体で感じ取っているようだ。

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 11月25日(火)

岡山から再び大阪へ。前日は岡山市よりだいぶ大阪寄りに宿泊していたため、姫路から新幹線に乗せる。まず姫路駅を通過する新幹線にビックリ。あまりのスピード。電車すら日本に来て初めて見た子がほとんどなのに、あの猛スピードで駅を通過する新幹線にみんな目ん玉が1メートルくらい飛び出す。人間驚くとほんまに目ん玉飛び出すんやなと実感。その後新幹線で大阪へ。

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 JICA大阪へ表敬訪問。

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 その後大阪城へ。

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 そして大阪市内で歓迎会。平日の割に意外とたくさんの人が参加してくださいました。ありがとうございました。

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 11月25日(水)

 朝、交野のホームステイ先を出る。別れおしそうな受け入れ家庭の人たち。ほんまにお世話になりました。そのまま京都の清水寺へ。紅葉がきれいやった。大きなお寺にコロンビアの子供たちもびっくり。キリスト教の教会とはぜんぜん違うしな。清水の舞台から飛び降りるつもりで野球頑張って!!

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 そのまま特急で福知山へ。京都創成大学の選手たちと合同練習。シートバッティングさせてもらい、パスがレフトへクリーンヒット!!小林敬一良監督『よし、パス、お前日本に残って野球せえ!』の一言にパス、満面の笑顔。

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 その後3件に別れてホームステイ。おれは5人の子供たちとともに、焼き肉をごちそうになり。疲れ果てた子供たちは3つの布団で5人全員が爆睡。めっちゃかわいかった。わがままな奴らもごはん食べてる時と寝てる時はかわいいもんです。

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 11月26日(木)

 午前中、京都の強豪校福知山成美高校の練習に参加させていただく。なんとここの田所監督、元グアテマラ野球隊員で以前から親しくさせていただいていた。なのでここの選手たちもどことなくラテン風。コロンビア人もすぐにすっかり打ち解けていた。まず100人近い選手が1チームにいるということがコロンビア人にとって奇跡。そして100人がみんな集中してて、練習が早く回り、ノックの待ち時間もほとんど感じないのが奇跡。コロンビア人はもう完全に日本野球に惚れこんでいます。その後田所監督自ら投手を務めてくださりシートバッティング。カベッサ見事なタイムリーヒット。田所先生お世話になりました。

 午後からは福知山の中学校の授業に飛び入り参加。させてもらう。地理の授業でコロンビアはどこですか〜?日本はどこにありますか〜。なんて。

 その後その中学生と軟式で試合。コロンビア人なれない軟式ながら奮闘。中学校もなかなか強い。試合は白熱0−0。日没が迫り、下校時間も過ぎそうなので3回で終わりましょうと、向こうの先生が。それを子供たちに伝えると怒りだすコロンビア人。おれが決めたんちゃうわい。直接交渉して来い!!そしたらペレアが日本語も話せないのに相手ベンチへ行き監督さんに2本指を突き立てる、もう2回やらせろ!!とばかりに。ペレアの形相に観念した監督さん、わかりましたあと1回やりましょうと。そして試合はその延長4回にコロンビアチームが2点をあげる。交渉して自ら勝つ、この時ばかりはさすがやなとちょっと関心。日新中学校のみなさんテスト前の大変な時にコロンビアの子供たちのために時間を割いてくださってありがとうございました。

 その夜は舞鶴の大きなお寺さんに泊めていただきました。夜お墓に行って肝試しやと言ってたんですが、どこでも明るいラテンのコロンビア人目ったく肝試しになりません。この日もスヤスヤ9時半には寝始めました。そうそう座布団投げて障子を破ったトロ君。30分正坐です。お寺やしね。半泣きでした。

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 11月27日(金)

 旅も後半、電車とバスを乗り継いで伊丹空港へ、飛行機で東京へ向かいます。羽田からJICA本部表敬。その後コロンビア大使館へ。すっかり雰囲気がコロンビアなのでみんな緊張が一気にほぐれます。コロンビアのエンパナーダ、フルーツジュースにみんな顔がほころぶ。大使もあってくださり1時間半も団らん。さすがに時間を気にしないコロンビア。東京でもここはラテンやな〜。

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その後、立教大学の寮へ。


 11月28日(土)

 都内の少年野球チームと親善試合。24−2と豪快に負ける。まあ仕方ない。レベルが違います。でも試合後はすっかり打ち解けて仲良くなり、主導権はコロンビアチーム。その後電車で新宿へ。都庁にのぼって夜景を見ます。いや〜、やっぱ東京夜景。コロンビアとは全然違いますわ。すごすぎます。東京タワーもきれいに見えました。


 11月29日(日)

 朝から立教の同期28歳のおっさんたちと軟式で親善試合。6年もたてばすっかりみんなおっさんに、でも軟式野球はめちゃくちゃ強い。余裕で勝てると思っていたコロンビア人9−0の大敗。これにはさすがに『恥ずかしい・・・』とコロンビア人も珍しく反省していました。

 その後立教大学の練習に参加させてもらい、これで日本での野球の練習はすべて終了。片付けしてくださいね〜。荷物整理してくださいね〜。部屋掃除してくださいね〜。


 11月30日(月)

 いよいよ最終日。西日暮里に向かいます。オンヨネ株式会社のオフィスで千葉ロッテマリーンズの渡辺俊介投手が会ってくれることに!!渡辺投手はWBCに2度出場しており、珍しい下手投げ投手として、コロンビアの子供たちも知っていました。子供たちからはたくさんの質問が『なんで下から投げようと思ったんですか?』『下からカーブなどはどうやって投げるんですか?』『どういう練習をしているんですか?』などなど様々な質問が。

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 そして渡辺投手からも体の小さいギサードに、『体が小さくても活かせるポジションはたくさんあるから、自分のできる仕事を見つけてやれば大丈夫だよ』など暖かいメッセージが。

 サインを書いてもらい、記念写真も。

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 そして渡辺投手がコロンビアの少年に『頑張ってね』と声をかけてくださると、大阪で注入されていたギャグをここで発揮、なんと渡辺投手に向かって『お前も頑張れよ。』よう言いませんわ。最後まで厚かましいコロンビアの少年たちでした。渡辺投手本当にありがとうございました。

 その後電車で成田空港へ。お土産を少し買い。出発ぎりぎりで搭乗ゲートへ。すっごい短く感じた日本滞在。最後にアサヒビールを注入して終了です。4ヶ月後また日本食と温泉楽しみにしています。

 飛行機は定刻通り夜7時バンクーバーに向けて出発。

 8時間後日付変更線を越えて時間が逆戻り同日午前11時にバンクーバー着。10時間の待ち時間ののち夜便でトロントに向かいます。


 12月1日(火)

 朝6時、トロント着。乗継時間は8時間。朝食をとり、搭乗手続きに向かう。パスポートは必要なかったが一応確認のためにみんなのパスポートを出させると1人フローレスがないと言い出す。まあ最初は冗談やろうと思い、探しとけと言って先に搭乗手続きを済ませる。しかし探せど探せどないらしい。エアカナダと空港のインフォメーションにもきいたがない。出発時間はどんどん迫る。

 結局パスポートは発見されず、やむなくフローレスとコーチをトロントに残していくことに。有り金750ドルを預ける。

 そのまま9人の選手と僕でボゴタによる9時頃着。最後の最後でどっと疲れが出ました。

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 パスポートはどうやら飛行機の中に置き忘れたようでロンドンで発見されたようです。

 そのままボゴタのJICAの連絡所で宿泊。


 12月2日(水)

 午前から、国際協力庁、外務省表敬訪問。久しぶりのコロンビア。だいぶ混沌としてますが、僕はコロンビアのこの雰囲気も好きです。子供たちは日本がいいといっていますが。

表敬では子供たちから日本のよかったところがどんどんでてきてなんかうれしかったです。しかし子供たちはこれから厳しい環境のコロンビアで暮らしていかなければいけない、日本に行った子は成長できたけど、まわりの環境もあるので日本のように集中した練習が彼らが続けていくことは難しいと思う。でもそれを彼らが続けていけるように、また日本に行けなかった大半の選手とコーチたちにもなんとか同じ思いを共有できるようにしたいですね。

 カナダで足止めをくっていた2人も今日コロンビアに帰国できる模様。これにて日本遠征無事終了です。

 ご協力いただいたみなさん、そしてすべての日本人のみなさん、コロンビア人、移動で利用したカナダのみなさん、この遠征にかかわってくださって全ての方に心からお礼を申し上げます。

 子供たちは120%日本を楽しみ、体で感じ取り、そしてたくさんのことを学ぶことができました。そして何より日本を大好きになってくれ、『なんて素敵な国なんだ。』とコロンビア人たちが言ってくれることに心から1人の日本人として誇りに思います。

 本当にありがとうございました。残りのコロンビアでの活動も楽しく子供たちと野球をしたいと思います。

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posted by 魚 at 13:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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