2008年12月20日

今年最後の子供たちの笑顔

 みなさん今年ももう残すところわずかですね。12月というのに夏バテしてる阪長です。12月に入ってほんまに暑い日が続くカルタヘナです。

 今日19日で今年の練習は終り、明日からはバカシオネス、3週間以上も休んでしまいます。長い、長すぎる、でもうちのホストファーザーは5週間休みです。さすがコロンビア。休みの長さもかないませんわ。

 コロンビアにきてから試行錯誤の日々が続き、何を教えても『いやや、疲れた、やりたくない、おれはできているから必要ない、もう家に帰る。』な〜んて平気で言ってしまうわがまま子供たちと野球をしてきて、おれは何をしにここまで来たんやと思う日もあったけど、昨日・今日と最後の2日間子供たちは素敵な笑顔を見せてくれました。

 昨日はよく教えにいっているよわ〜いチーム・カチョーロスのエースで3番を打っている子がホームランを打ち、投げてはバッタバッタ三振を取り、チームも久しぶりの勝利。試合後の彼の笑顔は最高やったな〜。

 今日は別のジャッキーズというチームで子供たちの紅白戦に参加。大人げなく2本のさく越えホームラン打ったくらいにして、子供たちと砂まみれで楽しみました。練習後は今年最後の練習やったのでジュースとおかしでわいわいと楽しい時間をすごしました。

 気分よく家に帰ってきたら、途中で犬のうんこを踏んでしまい、まさに『ミエルダ〜!!』(日本語のクソ〜の意味。カルタヘナ人の口癖。おしゃれなコロンビア内陸の人は言いません。)。でも1年間よく働いてくれた靴を洗うのにいい機会になりました。あの靴、おれに靴を洗わせるためにわざとうんこ踏んだんかな。

 いつものバーにいったら知らないおじさん二人が話しかけてくるのも、相変わらず陽気なカルタヘナ。少しだけ飲んで帰るつもりが勝手にどんどんビールを注文するのもいつも通り。野球とコロンビアの話と日本の話と中国の話とアメリカの話をするのもいつも通り。

 きっと来年も再来年もここにはずっとこの空気が流れているんやろう。

 来年は野球だけにとらわれずにもっと色んな人々と色んな子供たちと積極的に接していきたいなと思う。せっかく地球の裏側まで来てるんやからね。いろいろなことを感じれる1年にしたいなと思います。焦らずに肩ひじ張らずにカルタヘナの空気のように。

 ではみなさん、

 ¡¡ Feliz navidad y feliz nuevo año !!

 メリー・クリスマス、そしてよいお年を!!

 今年1年間お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
posted by 魚 at 13:52| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月02日

不要になった日本の野球道具を途上国の野球選手たちに!!

 今も耳から離れない言葉がある。

 国際試合で外野フライを弾いてしまい落球をした子がベンチに戻ってきて僕に聞いてきた。

 『コーチ、今、なんでおれはボールを落としてしまったんだ??自分のプレーのどこが悪かったか教えてほしい。次は絶対にとりたいから。』

 彼は大きなあたりを必死に追った、正直僕はとれないと思った。でも彼はなんとか追いついた。練習の成果だ。しかし白球は伸ばしたグローブからこぼれ落ちた。彼が持っていたのは柔らかい軟式用のグローブやった。

 僕は言葉が出んかった。決して『そのグローブが軟式用やからとれへんかった。』とは言えへんかった。『君は悪くない。最高のプレーをした。次は必ず取れる。』そうとしか言えへんかった。

 海外のいわゆる発展途上国と言われている国では、野球道具を手に入れることは困難だ。国によっては野球道具を取り扱っている店が一つもないということもざらで、例えあったとしても高価な野球道具を簡単に買うことはできない。

 この時のスリランカチームも当時の協力隊員が苦心してお金を集め、せめてナショナルチームのメンバーには自分専用のグローブを持たせてやりたいという思いで、なんとか人数分の軟式グローブを用意することができた。

 普通は個人専用のものはなくチームで管理、新品なんてめったにお目にかかる機会はなくひもが切れ、皮が破れたボロボロのグローブをみんなで使っている状況だ。

 ここコロンビアは野球がまだ盛んな方なので、以前いた国に比べると道具事情もだいぶましやと思う。でも田舎のチームになるほど道具不足、購入するお金がない、チームで購入する道具代を親が用意できずに練習に来にくくなる子供も多い。

 今回コロンビアに来るにあたり、日本で不要になったユニフォームなどを自分でスーツケース一つ分運んできたので小出しにプレゼントしていっている。

DSCF1276.jpg

 これは大阪浪速高校の前監督・小林敬一良先生から寄付していただいた高校のユニフォームと、現横浜ベイスターズの大西選手が以前所属していたオリックス時代のユニフォームを寄付さしていただいたもの。

DSCF1277.jpg

DSCF1283.jpg

 もちろんアンダーシャツも日本からの贈り物。プロスペクト株式会社社長の瀬野竜之介さんに寄付していただいたオンヨネ社製のアンダーシャツ。これは正直なところ質が良すぎてもったいないような気も・・・、自分が着たいくらいの上等なものです。

 この写真を撮った日はあいにくの雨でプレーしている姿は写真におさめられなかったけど、日本で使われていた道具がこうやって地球の裏側・南米でも活躍しています。

 来年1月には以前、浪速高校をはじめとする関西の高校野球チーム、中学野球チームに集めていただいたバットやボールなども到着する予定です。

 日本で集めていただいた道具を途上国へ輸送するのもなかなか簡単にはいかないのが現実です。輸送の確実性、輸送費や税関にかかる費用、受取の確実性。なので現在のところ個人で少しずつ手荷物として運ぶか、年2回募集のあるJICAの『世界の笑顔のために』というプログラムで少しずつ運んで行くしかなかなか方法がないのが現実ですが、少しでも多くの途上国の子供たちが道具の心配をせずに楽しく野球ができるように祈るとともに、微力ながらお手伝いしたいと思っています。

 先週は平日5日間のうち4日間が雨・・・。少し気分もなえていたので今週からは心機一転頑張ります。
posted by 魚 at 23:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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